患者さんによっては、長期にわたって薬を飲んだり、経過観察を行っていく必要がある方もいらっしゃいます。
病院で手術や抗がん剤などの初期治療を行い、それらが終了後、地域のクリニックの先生方と連携し、ホルモン剤の投薬や定期的な検査を行っていきます。
乳がんと診断されたら
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これからの生活について
乳がんと診断された場合であっても、突然大きく生活を変える必要はありません。仕事や生活のバランスを取りながら検査や治療を行っていきましょう。
治療と仕事の両立
乳がんの治療を行いながら仕事を続けることは十分可能です。乳がんの診断を受けた後に焦って退職しないようしましょう。
その一方で、治療のスケジュールや副作用によって、仕事の内容を調整したり、変更した方がよいこともあります。仕事を続けるために、職場の方と相談していくことが大切です。どのように治療と仕事を両立していけばいいのか、どのように職場と調整したらいいかなど、一人で悩まず担当医や看護師、がん相談支援センターや病院のソーシャルワーカーに相談をしましょう。
地域のクリニックとの連携
セカンドオピニオンについて
自分の人生、自分の命のことですから、納得した状況で診療を受けたいという気持ちは自然なことです。正しい情報に基づいて担当医と十分話し合いましょう。
しかし、説明された治療方針や診断について「別の医師の話を聞いてみたい」と思う事があるかもしれません。現在診療を受けている担当医とは別に、異なる医療機関の医師に意見を求めることを、セカンドオピニオンといいます。担当医との関係は、そのまま継続されるため、いわゆる転院とは異なり、自費の診療となります。
医療者を不愉快にさせてしまうかも、などと気を遣う方もいるかもしれません。
医師に直接切り出しにくい場合、看護師など周りのスタッフに相談してみると良いかもしれません。
セカンドオピニオンを受けることで、患者さんやご家族が納得し、治療がスムーズに進む場合も多いため、医療者にとってもメリットがある制度です。
横浜市内の、セカンドオピニオンが受けられる医療機関は「がんサポートハンドブック」P.8をご覧ください。
関連リンク
- 診断されたらはじめにみるがんと仕事のQ&A(PDF)(国⽴がん研究センターHP)
- がん相談支援センター(神奈川県HP)
- 「がんサポートハンドブック」(PDF)(神奈川県HP)